【エレキギター初心者向け】コードストロークの考察

ギター

ギターを始めたての初心者が最初に取り組む可能性の高い練習に【コードストローク】があります。

Twitterのギター初心者さんのアカウントでも皆さんよくコードストロークを披露されてます。

が、しかし

皆さん右手(利き腕側)の動きに変な癖が付いてしまっている人がかなり多いように見受けられます。

前提として楽器なんてものは出音が良ければ弾き方なんて何でもいいんです。

マーティ・フリードマンなんて癖だらけの弾き方で本人でさえ

「真似しない方がいい」

と言っているぐらいです。
まぁノイズ処理は諦めているかもですが(笑)

しかし、よく見かけるストロークの癖は出音に影響がある弾き方になってしまっています。

なので、今回は良くないストロークの癖と修正方法の考察をしてみます。

良くないストローク

コードストローク

図の通り、弦に対して斜めにピックが通り過ぎて行くストローク。

特に立ってギターを弾く練習を始めた方に多いです。

このストロークの何が良くないかって、音抜けが悪くなるんですよね。

一概に【抜けの良い音】が全て良いわけではないですが、コードストロークにおいてはやはり和音がしっかりまとまって抜けていく音が聴感上は良く聞こえます。

もう1つの問題が、ピックと弦が擦れるノイズです。

エレキギターはノイズとの戦いと言っても過言ではないです。
4弦~6弦の巻弦は特にノイジーになりやすいです。

たとえ上級者であっても【余計な音を鳴らさない】事に向ける意識の熱量はとても高いのです。

ちなみになんですけど、所謂メジャーレーベルと契約してるようなバンドのギタリストでもこの癖が付いたまま演奏している人さえいます。

(身も蓋もないけど逆に言うとそんなに問題でもないのかも知れませんね)

正しいストロークの考察

コードストローク

上図のような弦に対して垂直に抜けていくピッキングが理想なのですが(もちろん出したい音のニュアンスにも依存します)

何故斜めに抜けてしまうのか??

多くの原因は肘を支店にストロークしてるからだと思います。

(特に)立ってギターを構えると、ギター本体より肘が上にあります。

(座って構えてもせいぜい斜め上)

この肘を視点に腕を振ってしまうとコンパスのような円運動が起きますよね?

必然、弦に対して斜めにピックが当たってしまいます。

あとそもそもギターが斜め向いてるので、腕も斜め下に抜けないと垂直になりませんよね。

基本的なギターの構えは↓に書いてます

腕の振り方

弦に対して垂直にピックを当てようと思うといくつか方法がありますが

  1. 腕の上げ下げ
  2. 手首の回転

主にこの2つの組み合わせが考えられます。

①腕の上げ下げは単純に弦に対して垂直をピックが通るように当てる動きです。

肘を支点にした円運動と言うよりは、肩と肘を連動させて動かすような感じになります。

②手首の回転は…厳密には手首自体は回転しなくて、前腕の回内と回外と言ったほうが正しいかもですが、腕の振り(上げ下げ)と合わせて行う事でピックの角度調整を担っています。

(まぁ回内回外はピッキングにおいてはかなりメインの動きなのでコードストロークに限った話しではないですが)

まとめ

コードストロークに変な癖が付いてしまってる人は1度上記の【腕の振り方】を意識してみても良いかと思います。

これちょっと怖い話しなんですけど、先生を付けてレッスン通ってるような方でも、まったく修正してもらえてない人もいます。

「教えて貰ってるのに上手くならないな~」

と思ってる方はちょっと先生も気にしてみたほうが良いかと。

ギター講師って資格とか無いので名乗ってしまえば誰でもなれてしまいますしね。

あと、必ず鏡でフォームの確認しながら練習してください。

これめちゃ大事なので2回言いますね。

練習は鏡の前でしましょう!

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