TONEXとHX STOMPでIR使えばイヤモニ無くてもアンプでモニタリングが簡単

HX STOMP

まず結論なんですけど、

TONEX→HX STOMP(send)→PA卓
これがメインの出力、いわゆる外音になる。これはIRを通っている。

TONEX→HX STOMP(OUT)→アンプ
こっちがアンプのリターンに挿す方、これはIRを通っていないのでアンプのキャビネットから音を出す、後ろで鳴ってもらってモニタリングする。




上記の方法で鳴らせばイヤモニ無しでもキャビシミュで作った音をそのまま外に出して、アンプも鳴らしてモニタリングが可能です。

大きい会場だと結局イヤモニ無しだとキツイですが、小さいライブハウスならこれで対応できます。

何より大きいメリットは荷物が少なくて済むこと。
そもそも大荷物でシステム組んでいるプレイヤーならイヤモニがどうこう関係ないんですよね。

僕みたいなギターだけ持っていきたいタイプの人向けです。
(それでもギグバックに入る分ぐらいは持っていきます。)

↑荷物はこれだけ

ちなみにこれは汎用的に使える方法でもあります。
要はTONEXの部分を違うプロセッサに変えれば人それぞれ違うシステムが組めます。僕はたまたま持っていたのがTONEXとHX STOMPだっただけで、HX STOMPをIR BOXに変えてもいいわけです。

メインのプロセッサがOUTとSENDを分岐させて出力できるならそれだけ使ってもOKです。
(HX STOMPは可能なのですが空間系等を使う場合の負荷を考慮してアンプモデリングをTONEXに担ってもらいました。)
極端な話、メインの歪みだけ出せばいい!!とかならHX STOMPだけ持っていくでしょうね。

sendからPAに送っている理由は本体のボリュームノブがOUTにしか対応していないからです、もしかしたら設定で変えられるかも知れませんが僕はわからなかったです。

モニタリングの音量をノブで適宜変えられるほうが便利だと感じました。

ちなみにsendから出てる出力はかなり大きいので-15db程度に設定してます。
あとはPAさんに任せていれば大丈夫です。

身も蓋もない事を言うと、TONEXの気に入ったリグをそのまま使えた方が音は良いと思っています。
完全に主観ではありますが。
ただ、それだとモニター問題を解決するのにどうしてもイヤモニ、もしくは足元の返しから自分の音を聞くしかないなと思い、トラブルの可能性等を考慮するとこの形に行きつきました。

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